孤独死やゴミ屋敷でも特殊清掃のまごのて不動産部で高価買取します
2023/07/15
そもそも片付けたからといってすぐに売れるかどうかもわかりません、そんな場合はお片付けや清掃をせず『そのまま売る』という選択肢があります。
まごのては不動産業の免許を持つ特殊清掃業者
昨今いわゆる事故物件を買取るという不動産会社と特殊清掃業者が協業している例は多くなってきました、まごのても以前は買取業者と提携しており、不動産会社が買取った物件を特殊清掃したり逆に売りたいというお客様がいたら紹介したりしていましたが、中間マージンをカットするためとより早く買取対応が出来るようにと自社で不動産業の免許を取得しました。特殊清掃業者が不動産業の免許を保有してる例は少なく、まごのてと茨城のスイーパーズ、神奈川のタスカットさんぐらいではと思います。
☆本記事は株式会社まごのての代表取締役佐々木久史(宅地建物取引士)が執筆いたしました。
☆まごのてが特殊清掃で安心できる業者である理由
事故物件やゴミ屋敷の家をそのまま売るメリット・デメリット
事故物件や荒れたままの状態で家を売る場合のメリットとしては下記のようなものがあります。
1.市場に出して売却先を探すのではなく、すぐに買取るので現金化までが早い。
2.お片付けや清掃を行う必要がない。
遠方に住んでいて時間がない、お片付けに手間とお金を掛けたくない、急いで売りたい、片付け費用が捻出できない。
と言った場合にそのまま買取はひじょうに有効です。
逆に現状有姿で売る場合はデメリットもあります。
1.売却後に家の中に貴重品などがあったとしても戻らない可能性がある。
2.買取地域が限定される。
3.市場に流通させるよりも価格が下がる可能性がある。
(2)(3)に関しては物件の状況などによりますので何とも言えませんが、問題は(1)です。
いわゆる事故物件やゴミ屋敷状態のまま買取る不動産業者は以前に比べて増えており、お客様にとっても選択肢が増えていいことですが(1)の問題はなかなかクリアできないのが現状です。
実際『現状有姿』で売買が済んでるのですから、中にある物すべての所有権も移っています、例え後になってダイヤモンドの指輪があったはず、金塊があったはず、1億円の札束があったはず、となってもあなたの手元には戻りません。(それを狙って買取活動をする業者もあると聞きます)
この問題を何とかしたいと考えた末にまごのても買取活動を行うようになったのです。
まごのてが行う物件買取での最大のメリットとは
上記の章でもお伝えしましたが、事故物件やゴミ屋敷化した家をそのまま売る場合のデメリットとして売買契約後は中のものすべてあなたの物ではないということです。
まごのてはゴミ屋敷の片付けや遺品整理、特殊清掃を年間1000件以上行っています、そんな中でもご遺品整理や荒れた実家のお片付けでよくおっしゃられるのが「貴重品はもう全部取り出しました」「金目のものなんてありません」
このような言葉を聞いて作業開始してるにもかかわらず何らかの物が出ることが多いです、現金や貴金属が思いがけない場所から出たり、資産的な価値のものではありませんが家族の思い出となる物など多くの物が発見できることがあります。
まごのてに買取をご依頼いただければ売買契約締結後であっても、きちんと貴重品や思い出の物を探し出しピックアップしお客様にお渡しします、もちろんご一緒に遺品整理も可能です。
売買契約後だから、などとドライなことは言いません、思い出が詰まった家を片付けるのに売買契約後だとか金銭の受け渡しが終わったから、などは全く別物なのです。
このようなことができるのは、特殊清掃や遺品整理を長年行いご遺族の心情等を理解しているからこそできるご提案です。
☆故人との懸け橋！まごのてのご遺品整理
心理的瑕疵や事故物件買取りの流れ
株式会社まごのて不動産事業部では心理的瑕疵のある家やマンションやゴミ屋敷や犬猫屋敷などを現状有姿のまま買取をいたします。孤独死や自殺、殺人事件があった部屋でも買取れますのでお気軽にお問合せください。
物件買取の流れは以下の通りですので参考にしてください。
1.まごのてで特殊清掃や遺品整理を行ったお客様
担当者に売却の意向や賃貸出しなどの意向をお知らせください。
その後不動産事業部担当者が売却価格やその他の打合せを行います、その上で弊社が媒介に入って市場に出すか買取るかの方向性を決めていきます。
2.はじめてご相談されるお客様
まずはお電話もしくはメールで物件の概要等をお聞かせください、その上で担当者がどのように進めるか検討しご提案いたします。
3.売買契約と決済
買取が成立したら売買契約を行います、その時点で物件代金の30%をお支払いいたします。
その後引渡しとなり全額をお支払し決済完了となります。状況によっては最短二週間程度で現金化が可能です。
事故物件媒介事例(1)孤独死があったマンション
まごのてで特殊清掃と遺品整理を行ったお客様でしたが、約1年ほどしてからマンションを売りたいと相談がありました。居室でお父様が死亡され発見までおよそ三か月と長かったため完全消臭までは時間がかかったのですが臭いも汚れも完全になくなり、後はリフォームして貸出ても良し、誰かが住んでもいいと思いますと言って引渡したマンションでした。
一年近くどうすべきか悩み、長期間空き家にしておくのも良くないと判断し売却を決められました。急いで処分する必要もなく立地も良かったので買取とはせず市場に出して反響を待つことにしました、もし半年間反響がなければ買取るという方向で売出しましたが二週間で買い手が決まりました。
時間的な余裕があるなら買取より市場に出して売却したほうが仲介手数料などを加味しても手残りが多くなります。
事故物件買取事例(2)浴室孤独死マンション
千葉県市川市のマンションですが浴室で孤独死があり死後半年と長期にわたるものでした、まごのてで特殊清掃を行いにおいは無くなっていましたが、マンションをどうするかの話し合いが遺族間で終わってなかったため遺品整理などは手付かずのままでした。
ご遺族である兄弟三名はそれぞれ家を持っているため、売却して金銭に変えて分けたいということで家財があるままの買取となりました。ただしご遺品整理は一緒にしたいということで売買契約後にまごのてスタッフと共にご遺品整理を行いました。
売買契約後でも一緒に遺品整理が出来るとは思っておらず、事前に出来る限り整理をしたつもりでしたが形見の品が複数発見できたことを喜んでいました。
事故物件買取事例(3)自殺が起きたマンション
東京都板橋区の自殺が起きたマンションを買取ってほしいとお付き合いのある不動産会社からの相談でした、ただし未だに特殊清掃も入れておらず部屋は少しゴミ屋敷っぽいということでひとまず内覧に出向きました。
2LDKの古めのマンションでしたがエントランスや共用部の清掃は行き届いており管理状態は良い物件でした、室内は確かに若干ゴミ屋敷ではありますが私たちには見慣れた光景です、問題の事件があった部屋は部屋の中央に大きな血だまりと壁には無数の手の跡のようなものがありました。
おそらく自刃自殺で苦しくてのたうち回ったのでしょう、自分で自分を刺したり切りつけたりする自刃自殺ではよくある光景です。売主はこの部屋で亡くなった方のお母さんで不動産会社数件に聞いてみたものの扱えないと断られ、回り回ってまごのてに行き着いたということでした。
問題はローン残があるはずだけど詳しくはわからないということでしたので、提携する司法書士に財産調査をお願いし、相続して売却が可能かそれとも相続放棄が賢明なのかを判断してもらいました。もし相続放棄をするなら期限はあと一か月しかありませんでした。
司法書士の回答によると住宅ローン以外の負債は自動車ローンが200万円ぐらいで他はなし、相続人となり得る者の存在もなしということで物件をいったんお母さん名義に相続登記をし買取を進めることにしました。幸いマンションの残債は買取予定価格を下回る額でしたので大きな金額にはなりませんでしたがお支払いをすることができました。
まごのて不動産事業部には提携する司法書士が3名いますので、財産調査や相続人調査をスピーディに行うことが出来ますので安心してご相談ください。またローンが残ってる家でも売却が可能な場合がありますので、まずはご相談ください。
特殊清掃や原状回復費用が捻出できず売却
千葉県市川市の所有するマンションで賃借人の孤独死が起きたが、連帯保証人なし、ご遺族なしという状況でこのままだとすべてがオーナー負担となってしまいそこまで費用を出すことができない、それよりもう物件を運営しする自信がないから売りたいということでした。
室内は一人暮らしの男性らしく家財は少な目、ただ死後三か月というだけありご遺体痕の広がり方や臭いのレベルはそれなりに重度でした。問題は残債でした、投資用で売買されたワンルーム系は相場より高値で買ってることも多くオーバーローン＆高金利の可能性が高かったのですがこの物件も高めの金利での借り入れでしたがある程度返済が進んでいたのでギリギリ買取可能と判断しましたが、売主さんの手元にお金は残りませんでした。
それでも毎月の返済や修繕費に悩まされることが無くなっただけ良かったと仰いました。不動産投資ブームで投資用にマンションを買って運営してる素人オーナーさんも多いのですが、保険に入っておくなどのリスクヘッジは必要で、必要経費を削って表面利回りを上げる方法は絶対にしてはいけません。
気になる物件の買取価格はいくら？
物件の買取価格については個別の問題ですので一概に地域や建物形態で述べることはできませんが、近隣の売買成約価格や収益還元法など物件査定要素と瑕疵の状態などを総合的に判断して価格決定をいたしますが、皆さんよく誤解されるのですがSUUMOなどに出ている成約額付近を参考にしてることが多いのですが、あの数字は末端の売買成立額ですので同様の金額で買取られるということはありません。
不動産価格は水物で去年3000万で取引されていたとしても今年は2000万円かも知れませんし5000万円かも知れません、ですから過去の成約額はあくまでも参考であって基準にはならないということは認識しておいてください。
事故物件の再生のお手伝いをします
まごのては特殊清掃の専門業者として15年の業歴がありさまざまな清掃や消臭を手掛けてきました、2020年より自社でリフォームを行う工事部を設置したのですが、多くの原状回復を手掛ける中でリフォームの方法次第では家賃を下げることなく事故があった賃貸物件を再生させることに着目しました。
たとえ告知事項有りとなっていても、その部屋に住みたいと思う人が居れば家賃を下げなくても貸し出せますし、物件オーナーにとっても利回りを維持したまま物件運営ができますので双方に良い結果を生み出します。
まごのては不動産業としては実績も少なく業界では新参者ですが、今まで多くの特殊清掃現場を見てきたからこそできる提案があります。所有する物件で事故が起きお困りのオーナーさんは是非一度まごのてにご相談ください。
賃貸ニーズを掘り起してターゲティング
賃貸物件はとにかくニーズの掘起こしと調査が大事です、今までのように箱(部屋)だけ用意すれば入居者が現れるという時代は終わりました。地域の特性やそこからどんな入居者に申込んでもらえるかを徹底調査し、ターゲティングに沿った部屋を作る必要があります。
その部屋に住みたい、もしくはその部屋でなければいけないと思う人が借りるのですから、たとえ告知事項有りだとしても家賃を下げることなく賃貸運営をすることが可能です、今までも何の変哲もないワンルームマンションを孤独死があったにもかかわらず従来家賃より1500円高値で貸せる部屋を作ったり、2万円以上も高く貸せる仕様にした実績がありますので安心してご相談ください。
内容は公開できませんが今までに家賃7%アップの単身用マンションや5万円台から7万円台へ！再生させた実績があり、特にある仕様にすることで特定のターゲティングを実現ししかもワンランク上の賃料の獲得に成功しています。
孤独死や自殺が起きてお困りの物件オーナー様
この記事は事故物件買取について記載したページですが、株式会社まごのては特殊清掃業者です。東京近辺で数あるように見える特殊清掃業者ですが完全に汚れを取り臭いを消し去る業者はそう多くなく、東京近辺でも数社しかないと言われる完璧な仕事ができる特殊清掃業者です。
賃借人が死亡した場合オーナーさんにとっては降って沸いたような出来事で何をどうすればいいかわからない、自分には関係ない管理会社や遺族に任せておけばいいというスタンスの大家さんもいますが、意外とこのような場面では大家さんのやることは多いです。
管理会社にしても結局大家さんの意向で動くのですから、大家さん自らが判断し決定しなければいけません。私たちは様々な事案を見てきましたので大家さんはどう動くべきかを熟知していますので安心してご相談ください。
☆孤独死発生から原状回復完了までの正しい流れ
特殊清掃の目的とはたった1点です！
孤独死や自殺があり部屋が汚れたりにおいがある場合に私たちのような特殊清掃業者が入るのですが、特殊清掃の目的はたった1点です、他のお片付けや清掃は目的や目指すところは複数あれど特殊清掃だけは目的はたったひとつです。
汚れや臭いが完璧になくなること！
昨今特殊清掃業界にもさまざまな業者が入り混じり、特殊清掃や遺品整理と掲げながらただの不用品回収業者や便利屋程度の自称特殊清掃業者が乱立しお客様を困らせています。
物件オーナーさんにとっては出費は抑えたい、だが完全なものにしたいというジレンマに陥ってることと思いますが、孤独死部屋の原状回復は正しい手順で行うことしか実現できないということは充分ご理解ください。
株式会社まごのてはこのたった一点の目標を理解している数少ない特殊清掃業者ですので安心してお任せいただければと思います。
