こたつで亡くなり下半身が溶けていた特殊清掃現場
2023/03/01
地域:東京都品川区の1DKマンション ヒートショックによる孤独死の特殊清掃
依頼者と依頼方法:遺族(家族)電話でお問合せ。※警察官からの紹介あり
作業担当者のコメント
本日の特殊清掃はこたつの中での孤独死案件でした。
事前に臭いとウジ、ハエが多いということとコタツ内ということを聞いてましたので、装備を多めに準備しました。
冬場の孤独死は腐敗進行が遅いと思われがちですが、暖房器具が付いてる場合は夏場と同じ状況が起こります、この現場も腐敗体液は広範囲に浸透してましたし、あと少し遅ければ他の部屋に染み出る可能性もありました。
この現場では、ちょうど下半身がこたつの中にあったと考えられますが、溶けた皮膚や小骨などが残っていました。
過去にはかなり大きな骨が残っていたこともありましたが、法律上警察官が回収しなかった人体の一部は廃棄物とみなされます。
今回の特殊清掃は時間の関係上、一次処理と本作業をわけず一気に遺品整理まで行いました。
お風呂やトイレの特殊清掃実例
ご遺族からの手紙
この度は、父が住んでいたアパートのとても大変な掃除をしていただき、 本当にありがとうございました。
父は母が亡くなってからこのアパートで一人暮らしを永らくしていましたが、介護サービスを受けながら、先日まで元気に暮らしていました。
娘の私は近くに住んでいますので、月に何度か覗くようにしていましたが、元気に暮らしているので安心していました。
先日警察から電話があり、「自宅のこたつで亡くなっているのが発見された」という旨の内容を聞いた時には、目の前が真っ白になりました。10日ほど前にはあれだけ元気だったのに・・・。
警察の方がおっしゃるには、本人はこたつの中で寝ており、そのまま脱水症状となって、心筋梗塞を起こしたようです。こたつのスイッチがつけっぱなしになっていましたので、父の遺体の損壊がとても激しく、部屋の中は何ともいえない匂いが立ち込めていました。
こたつの下の床下まで、体内からの浸出液が滲んでおり、とても大変な清掃だったと思います。嫌な顔ひとつせず、私たちの気持ちまで配慮していただきました。
また清掃だけではなく、遺品整理まで一緒にしてくださったのは本当に助かりました。父の荷物をどうすればいいんだろうと途方に暮れていました。警察に相談するとまごのてさんを教えてくださったので不安な気持ちで連絡しましたが、とても丁寧に対応していただきました。
本当に感謝してもしきれません。
私たちが特殊清掃相談を受けた時は夏場でも冬期間でも基本的には同じ作業提案を行います、人が亡くなり時間が経っていたという点では何ら違いがないので当然そうなるのですが、何故においがないのに消臭や脱臭、防臭処理が必要なのだと思われますがにおい発生源がある限り必ずにおいは戻ってくるからです。
確かに夏場と違ってご遺体の腐敗進行は緩慢です、体液の流出量も少ないですしウジやハエもあまり出ないので汚れを広げることも少ないです、ですがまったくゼロではありません多少なりとも上記の現象は必ずあります。
いわゆる他社施工の手直しやリフォーム後の特殊清掃やり直し相談が多発するのは春先から梅雨時期に多いのですがこれは冬場に適当な処理を行ったために残っていた腐敗体液や腐敗脂が温度や湿度の関係で再度活性化するからです。
また体感的なにおいは感じないけど年中ハエが寄ってくるという部屋もありますがだいたいがこのパターンです、人間には感じなくともハエはそれを察知して寄ってくるのです、ですから体感的に感じないから特殊清掃は不要というジャッジは大変危険ですしそもそもその判断はお客様ではなく私たちが行うものと考えます。
依頼者と依頼方法:遺族(家族)電話でお問合せ。※警察官からの紹介あり
作業担当者のコメント
本日の特殊清掃はこたつの中での孤独死案件でした。
事前に臭いとウジ、ハエが多いということとコタツ内ということを聞いてましたので、装備を多めに準備しました。
冬場の孤独死は腐敗進行が遅いと思われがちですが、暖房器具が付いてる場合は夏場と同じ状況が起こります、この現場も腐敗体液は広範囲に浸透してましたし、あと少し遅ければ他の部屋に染み出る可能性もありました。
この現場では、ちょうど下半身がこたつの中にあったと考えられますが、溶けた皮膚や小骨などが残っていました。
過去にはかなり大きな骨が残っていたこともありましたが、法律上警察官が回収しなかった人体の一部は廃棄物とみなされます。
今回の特殊清掃は時間の関係上、一次処理と本作業をわけず一気に遺品整理まで行いました。
お風呂やトイレの特殊清掃実例
この度は、父が住んでいたアパートのとても大変な掃除をしていただき、 本当にありがとうございました。
父は母が亡くなってからこのアパートで一人暮らしを永らくしていましたが、介護サービスを受けながら、先日まで元気に暮らしていました。
娘の私は近くに住んでいますので、月に何度か覗くようにしていましたが、元気に暮らしているので安心していました。
先日警察から電話があり、「自宅のこたつで亡くなっているのが発見された」という旨の内容を聞いた時には、目の前が真っ白になりました。10日ほど前にはあれだけ元気だったのに・・・。
警察の方がおっしゃるには、本人はこたつの中で寝ており、そのまま脱水症状となって、心筋梗塞を起こしたようです。こたつのスイッチがつけっぱなしになっていましたので、父の遺体の損壊がとても激しく、部屋の中は何ともいえない匂いが立ち込めていました。
こたつの下の床下まで、体内からの浸出液が滲んでおり、とても大変な清掃だったと思います。嫌な顔ひとつせず、私たちの気持ちまで配慮していただきました。
また清掃だけではなく、遺品整理まで一緒にしてくださったのは本当に助かりました。父の荷物をどうすればいいんだろうと途方に暮れていました。警察に相談するとまごのてさんを教えてくださったので不安な気持ちで連絡しましたが、とても丁寧に対応していただきました。
本当に感謝してもしきれません。
冬場の特殊清掃で注意すべき点とは?
冬場の孤独死事案の相談でよく言われることが多いこととして、体感的ににおいが少ないからしっかり特殊清掃をやらなくてもいいと言われます。私たちが特殊清掃相談を受けた時は夏場でも冬期間でも基本的には同じ作業提案を行います、人が亡くなり時間が経っていたという点では何ら違いがないので当然そうなるのですが、何故においがないのに消臭や脱臭、防臭処理が必要なのだと思われますがにおい発生源がある限り必ずにおいは戻ってくるからです。
確かに夏場と違ってご遺体の腐敗進行は緩慢です、体液の流出量も少ないですしウジやハエもあまり出ないので汚れを広げることも少ないです、ですがまったくゼロではありません多少なりとも上記の現象は必ずあります。
いわゆる他社施工の手直しやリフォーム後の特殊清掃やり直し相談が多発するのは春先から梅雨時期に多いのですがこれは冬場に適当な処理を行ったために残っていた腐敗体液や腐敗脂が温度や湿度の関係で再度活性化するからです。
また体感的なにおいは感じないけど年中ハエが寄ってくるという部屋もありますがだいたいがこのパターンです、人間には感じなくともハエはそれを察知して寄ってくるのです、ですから体感的に感じないから特殊清掃は不要というジャッジは大変危険ですしそもそもその判断はお客様ではなく私たちが行うものと考えます。