孤独死現場|遺族自ら遺品整理を行ったほうがいい理由

2018/12/11

最期は遺族の手で行うのが本来の遺品整理


孤独死などがあった部屋の場合、いわゆる特殊清掃部分もその後の遺品整理まで業者に丸投げし終わらせるというスタイルが主流です。
まごのてでも以前はこのような流れで作業工程を組み提案していた時期がありました。
 

身内や近い人が孤独死した場合でも入室したいと考えてる遺族は70%もいると知りました。

どうして入室しないのか、理由は簡単です。

入室したくてもできないから

孤独死や自殺のあった部屋は『壮絶、凄惨』です。

・遺体痕がある(ビジュアル的にイヤです、人によってはトラウマになります)
・臭いがひどい(人間が受け入れることのできないニオイです)
・虫がいる(普通は生理的にイヤです、しかも大群です)


こんな状況だから仕方なく、すべてを業者に任せてしまおうと考えるのは無理からぬことだと思います。

じゃあ入れるようにすればいい!と考えて行うようになったのが『特殊清掃一次処理』です。

遺体痕の周りを何社も業者が入るという倫理的な問題に疑問を感じたこと、そして7割も入室したいと考えてる遺族がいること、そのことをクリアできるのがこの初期消臭作業です。

まごのてがオススメする特殊清掃から遺品整理までの流れ

1.遺体痕の清掃や入室できるレベルまでの消臭をする。
2.遺族が遺品整理や貴重品チェックを行う。
3.遺族と再度チェックしながら遺品の処理を行う。

4.必要であれば特殊清掃二次作業(防臭や内装解体、除菌など)

(2)と(3)の部分がいわゆる遺品整理にあたる部分です、様々な都合で時間をかけれない場合もあるかもしれませんがたとえ1時間でも最期は遺族の手で形見分けや整理をするのが本来のあり方だと考えます。

故人との距離感にもよりますが、入室して自らの手でそれを行う時間を作れることはとても有意義なことで、この流れで提案した遺族の皆様には本当に感激していただけることが多いです。

特殊清掃と遺品整理

<参考サイト>正しい遺品整理の考え方

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特殊清掃,まごのて

東洋経済on-lineより抜粋


「母の孤独死」42歳男に突如訪れた壮絶な現場


孤独死で母を亡くした戸田和彦さん(仮名)は、当時の様子をこのように振り返った。和彦さんは、都内のゲームアプリ制作会社に勤務する42歳の普通の会社員だ。職業はプログラマーで、妻と3歳の息子とともに都内のマンションで生活している。

普段はあまり連絡のない伯父から、和彦さんの携帯に電話があったのは、夏も真っ只中の8月2日の夕方のことだった。

「妹に送ったお中元が帰ってくる、心配なので見に行ってほしい」

伯父は電話口で慌てたようにそうまくし立てた。

和彦さんの母・京子(仮名)さんは、一人暮らし。和彦さんは、最後に実家に帰ったときのことを思い出した。あれは約1カ月前。そういえば、その後、お母さんに一度メールしたが、返信がなかったんだっけ。

和彦さんは、自宅からすぐに電車を乗り継いで実家のある千葉県にある団地に向かうことにした。

いつもならチャイムを鳴らすと、すぐに出てくる母だったが、その日に限って何の返答もない。ドアにはU字ロックが掛かっているようで、びくともしない。

ただ、一つだけ気になることがあった。

生ゴミを何日も放置したような生臭い臭いが、なぜかドアの辺りにプーンと漂っていたのである。

「それでもそのとき、母が中で死んでいるなんて思いもしませんでした。ゴミ収集前日とかにドアの近くに生ゴミを置いたりすると、臭いがするじゃないですか。それかなぁとか。呑気に思ってました」

開かない実家のドアに、困り果てた和彦さんは、最寄りの交番に相談に行くこと、警察官は急に慌てた様子を見せた。警察官のただならぬ雰囲気に、和彦さんは大げさだなと思った。

警察官と共に部屋を訪ねると、部屋の中は、電気はついておらず、真っ暗だった。おかしいなと思い、電気をつけると、食事用のミニテーブルに頭を突っ伏した状態で、倒れている人影が見えた。

それは、あまりに変わり果てた母の姿だった。食べかけのお皿やコップがそのままになっていることから、食事の真っ最中に、何らかの突発的な病気でテーブルに倒れ、そのまま亡くなってしまったのは明らかだった。なぎ倒された皿の中は、京子さんの黒い体液で、なみなみと満たされていた。

「とにかくびっくりしました。真っ暗闇の中を、ハエがブンブンと飛び回っているのが見えたんです。そして、居間の真ん中のテーブルに、母がうつ伏せで倒れていました。手をくの字に折り曲げていて、丸くなった背中があった。まるで、ひざまずいているような恰好でくずおれていました」

もとからふくよかな人ではあったが、その体格が膨らみを増しているような気がしたという。もちろん体は硬直して冷え切っていた。死後1カ月が経過していた。

和彦さんが我に返ったのは、同行していた警察官が、無線で応援を呼ぶ声がしたからだった。動転している和彦さんに、非情にも警察官は、「事件性があるかもしれないから、どこにも触らないで!」と叫んだ。

警察官が、目を離したすきをみて、和彦さんは冷たくなった母の背中にそっと手を伸ばした。そして、パジャマのような部屋着に包まれた背中を優しくさすってあげた。それは、42年間、ずっと見てきたいつもの小さな背中であった。

「母の姿を見たのは、それが最後でした。本当に、それっきり。でも、一瞬でも、最後にさすってあげられて良かったなぁと思っています。最後は息子に触れてもらって、少しは良かったと思ってもらえたらいいなと思うんです」

今でも、そのときのことを思い出すと、こみ上げるものがあるのか、和彦さんは目を伏せた。

ほんのひと時でいいから入室できるようにすることを推奨する意味がお分かりいただけると幸甚です。


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