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  • 【特殊清掃】孤独死発覚から原状回復完了までの正しい流れ

特殊清掃が要!部屋が部屋としての役目を回復させるまで

かなり重要!特殊清掃一次処理とは。

特殊清掃方法大公開

孤独死などほとんどの人は遭遇することはありませんしもし起きたとしても正しく原状回復まで行う方法をご存じの方はそういません、誰もが知らなくて当然のことです。

この章では特殊清掃業者とは何を行うのかでもお知らせした4つのステップについてさらに掘り下げてご案内いたします。

中でも一番初めに行う初期の消臭(特殊清掃一次処理)は最も重要であると考えます、それらの理由も併せてお知らせしてまいります。
 

初期の消臭と清掃(特殊清掃一次処理)

これは弊社独自に行ってる初期の消臭や清掃作業で他社ではあまり行っていません、ですがこの特殊清掃一次処理の役目は重要で下記の目的のもと推奨しています。(推奨理由は次章に記載)
以前はこの初期消臭や清掃を行うという概念はなかったのですが、いくつかの現場の調査時に今すぐになんとかする方法はないものかと感じたことがきっかけでした、それ以降どのような体制を作れば東京都内や会社周辺地域に最短で到着し作業を開始できるかを模索し2017年にやっとサービス提供できるようになったのです。

動画:ある日の特殊清掃一次処理の記録
 

今すぐに特殊清掃一次処理を推奨する理由

この特殊清掃一次処理(初期消臭)は私たちの独自サービスで最近では他社も行うようになってきましたがこれから原状回復をしていく中では重要な作業です、この処理を行う目的は大きくは以下の2点です。

(1)周囲が臭いで困っている
孤独死などがあった場合当然異臭が周囲に立ち込めており特に集合住宅の場合は近隣の部屋に大きな影響を与えています。
お互い様という言葉がありますが孤独死をはじめとした腐敗臭は到底耐えられる性質のものではなく一刻も早くなんとかしてもらいたいというのが本音です。

特殊清掃一次処理の目的はこの周囲への影響を最小限に留めるという目的もあり、いち早く初期の消臭を行うことにより安心感と信頼を得ることもできその後に控える家財撤去や原状回復工事もスムーズに進みます。

(2)ご遺族や関係者がストレスなく入室できる環境づくり
もう一点は入室環境の整備です、孤独死のご遺族のほとんどの人が出来れば入室したいと考えていますが、警察から入室を控えるように言われている場合もありますし、何よりにおいとご遺体痕を見たくないという心情的なものが絡み合っています。

その心情は充分理解できますので、それならば入室環境を整えましょうというのがこの特殊清掃一次処理を提供してる利用でもあります。

においのレベルを下げ、ご遺体痕を見えないように清掃することで遺品整理などをストレスなく行えるようにすることはとても意義深いことと感じます。

特殊清掃一次処理と完全防臭処理の実際の費用公開

遺体痕を踏みつけにする行為をどう思いますか?

特殊清掃一次処理は近隣とご遺族のため、そしてもうひとつ大事なのは故人の供養のためと考えています、私たちはご遺体痕は故人そのものと認識していますが遺体痕の周りを見知らぬ他人がズカズカ上がり込むのはいかがなものでしょうか?

以前遺体痕があるままで遺品整理業者を何社も呼んでるお客様がいましたがすぐにその場で遺体痕の清掃をすることを進言したこともありました。

同じ考えで特殊清掃を行わずに残地撤去作業を行ったりリフォーム見積りを呼んだりすることも倫理的にも作業工程的にも大いに疑問であると考えます。
いわば家を建てるのに基礎工事を行っていないようなものでぬかるみや砂地に建物を建てるようなものと同等です。

孤独死などが発生したらやらなければいけないことは山積みです、しかも経験がないのですから、何から手を付けるべきかわからなくて当然かもしれません。
だとしても、まずは遺体痕をキレイにして花やお線香を手向けてからでも遅くはないと思います。

特殊清掃は葬祭業であると認識しています

特殊清掃は葬祭業である
 

早くキレイにしてあげて!父を放置してる気分です

あるご遺族から発せられた言葉です、今から10年近く前ですが当時は特殊清掃の相談が入ると現地に赴きご遺族や関係者とお会いしご提案するというスタイルでした。

ある孤独死現場に伺い挨拶もそこそこに玄関を開錠するや半ば叫びのような上記の言葉が投げかけられたのでした。

ご遺体痕は故人そのものである、そう強く感じるようになったきっかけでした。
見ず知らずの他人が頭を踏みつけるがごとく入室するものじゃない、確かにやるべきことが山積みだとしてもまずは故人に敬意を表し次のことに進もうと推奨しているのです。

これが今ある特殊清掃一次処理を提供するようになった経緯のひとつです。
 

特殊清掃一次処理の見積もりについて

この処理に関しては現地調査を行っておりません、その理由は大きくは3点あります。

1.急ぐ必要がある事態で余分な時間を取ることはそれだけロスが出ます。
2.同一のサービス提供を行ってる特殊清掃業者はかなり少ないです。
3.そもそも3~10万円(平均値7~8万)と決まっています。

このわずかな差を埋めるために時間をかけることはひじょうに無駄です、これから始まる原状回復の過程の中で長考する金額や内容ではありません。

次の工程が遺品整理や家財の撤去です

特殊清掃一次処理が済んだらご遺族や関係者が入室可能となりますので遺品整理や貴重品のチェックを行ってください。

室内を空にする必要がありますので(賃貸の場合)家財の搬出も行います。

この作業は弊社にお任せいただいても構いませんしご遺族で行われても問題ありません。

遺品整理を作業メニューに掲げてる業者もたくさんあるように見えますが本来の遺品整理代行とはかけ離れた認識の業者が多く存在しますので業者選びは慎重に行いましょう。

また弊社が推奨する特殊清掃一次処理を行わないまま家財撤去を行う例が多く見られますがこの方法はオススメできません。

まず孤独死がある相当日数経過した現場は雑菌やウイルスが飛散し危険です、そして遺体痕があるままこのような作業を行ってしまえばそれらを踏みつけてしまうことになり汚染されていない場所にまで汚れを拡散させてしまいます。

ですから基本的な順序は遺体痕の除去(特殊清掃一次処理)→遺品整理(家財撤去)です。

手順間違いは特殊清掃から原状回復の失敗を意味します

部屋が部屋として機能するために完全防臭処理

三番目に行う作業は特殊清掃業者の腕の見せ所と最重要ポイントの完全脱臭です、臭いが残ったり後になってにおい戻りが起こるのは遺体痕の処理が完全ではないからです、臭い発生源となる腐敗体液は蒸発することなくその場所に留まりますので除去が不完全であればずっと臭いを発し続けるのです。

これを除去する方法は大きく3つで洗浄、封じ込める、解体です。
内装解体の必要性、是非は賛否両論あるのですが木部の場合は思い切って除去したほうが無難なことも多いです。
ある現場では畳を突き抜け下板まで腐敗体液が染みていました(死後3週間、女性)床下まで遺漏した体液は1階の天井との間の断熱材で止まっていました、もし発見までもっと日数を要していたら1階の天井から腐敗体液が漏れ出して大騒ぎになるところでした。


腐敗体液が階下や外に流れ出た事例

一見染みがあるだけに見えるフローリングでも死後日数によっては下地にまで流れ広がっている可能性があります。この目に見えない部分の腐敗液を1滴でも残せば永遠に臭い続けます。

床下だけではなく遺体痕のあった場所によっては壁面の石膏ボードも腐敗体液を吸い上げてる場合があります、内装解体についての見解はさまざまあるのですがリフォームを行う業者がその知識があるかどうか不明なため腐敗液の付着が疑われる部分の処理は特殊清掃業者が行うべきと考えています。


確実ににおいを止める。


強力オゾンで建材の奥深く浸透した臭い粒子も完全除去

壁紙やその下地、衣類や建具、浮遊している埃にまで臭い粒子は付着しています。それらの徹底除去を行ってはじめて消臭脱臭作業が完了するのです。

使用薬剤は状況に応じて複合二酸化塩素、次亜塩素酸水などで除菌し、オゾン脱臭機を使用します。 
また効果測定は人の感覚プラス臭気センサーで数値化します。

センサーで数値化することにより感覚的なものから視覚化することによりどれだけ臭気が下がったか客観的な判断が可能になります。

 

弊社の特殊清掃で使用するオゾン発生器は世界最高峰のマシン

オゾンショックトリートメントを行える世界最高峰のオゾン発生器を使用しています、国内で販売している中では最高峰のマシンです(価格も最高峰)

OST(オゾンショックトリートメント)法とは、一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会に認証、採用されている脱臭法でオゾン発生量7500㎎/h以上、ファン風量260m³/h以上という基準があります。

弊社で使用するオゾン発生器はオゾン生成量12,000mg/h風量560m³/hというスペックのものを使用しています。
これはまさしく世界最高峰のスペックです、市販されてるオゾン発生器とは別次元で除菌や消臭を行えるのです。

世界最高峰のオゾン発生器で完全脱臭。

部屋を元の状態に戻す現状回復工事

完全に汚れと臭いが消えてやっと最後のリフォームの工程です。
特殊清掃の段階で床材を剥がしたり、壁紙を剥がしたり、建具を外したりすることもあります。賃貸の場合はオーナーさんお抱えのリフォーム会社が入れるようにという場合が多いのでこの状態で引き渡し完了となることが多いですが、弊社は自社の工事部がありますので引続き仕上げまで一貫した施工が可能です。

また弊社は宅地建物取引業の免許を保有しておりますので賃貸経営のアドバイスや売買の仲介や物件の直接買取も可能です。宅地建物取引業(都1)109168

リフォームまで一貫施工可能。

完全脱臭|消臭に限界点はありません

特殊清掃をご依頼するお客様の一番の心配事はにおいが消えるかどうかに尽きます。

特殊清掃のプロの意見としては孤独死などが原因のにおいは確実に消えます。

ただし正しい手順で行った場合のみです。

上記の流れで特殊清掃から原状回復まで行うことでまた住めるようにまた貸せる部屋に回復させることができるのです。

ですがこのような正しい手順を踏まずにリフォームや家財撤去を先にやる、費用を抑えたいために技術や知識のない特殊清掃業者を選んでしまい失敗する事例が後を絶ちません。

部屋で孤独死などが起きた場合原状回復までの時間と費用はそれなりにかかってしまいます、弊社はけっして安くできますとは言えませんが必ずにおいは消しますし完全な原状回復を行います。

私たちは完全消臭に自信があります、自身があるからこそできる万が一においが消えなければ返金の保証をつけています。

においが消えなければ返金保証。

順次サービスエリア拡大中|特殊清掃対応地域

特殊清掃対応エリア。東京を中心に一都三県広くカバー
東京都を中心に一都三県+茨城県、栃木県、群馬県、山梨県の一部地域でサービス提供を行っています。

順次エリアを拡大し迅速な特殊清掃が行えるよう体制強化をしております。

また特殊清掃一次処理に関しては東京都内とその周辺は即日もしくは最短での対応を行っています、私たちはこの処理に限り管理職や内勤者までもが対応できるよう訓練されています。

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