- トップ
- 【孤独死の特殊清掃】失敗したくない人向けの絶対的方法ガイド
孤独死部屋の消臭|特殊清掃が原状回復の成否を分ける!
孤独死が起きた部屋での特殊清掃業者の役割とは汚れと臭いを完全に取り除くことであるということはお伝え済みですが。原状回復を行っていく中でどのタイミングで特殊清掃業者に依頼すれば良いのかは意外とみなさんご存じありません。
家を建てる際には基礎から工事をし順番に組み立てるように、孤独死の原状回復も正しい順番で行わなければ、原状回復そのものが失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。
家を屋根から組み立てるような間違いが起こらないよう、孤独死が起きた部屋の正しい原状回復方法をお伝えいたします。
☆特殊清掃とは?その役目と作業内容は?
孤独死発覚から原状回復完了までの正しい流れはたったひとつ
孤独死などほとんどの人は遭遇することはありませんしもし起きたとしても正しく原状回復まで行う方法をご存じの方はそういません、誰もが知らなくて当然のことですので端的に孤独死部屋の原状回復の正しい4ステップをお示しします。
1.初期の清掃と消臭(特殊清掃一次処理)
2.ご遺品整理や家財の撤去
3.部屋の完全消臭と防臭作業(特殊清掃二次処理)
4.室内リフォーム工事
この流れが一番正しいものです、したがって孤独死の原状回復では一番最初に行うべきは特殊清掃です、原状回復の端緒につく重要な作業ですが多くの人が間違いを犯しており、最初に特殊清掃(初期の消臭や清掃)ではなく家財撤去をしたり、時には特殊清掃そのものを省くということが見受けられます。ぜひともここで孤独死の原状回復の正しい流れをご理解いただき、孤独死が起きた部屋の原状回復が失敗することがないように進めていただければと願います。
(1)初期の消臭と清掃(特殊清掃一次処理)
まごのて独自に行ってる初期の消臭や清掃作業で他社ではあまり行っていません、この特殊清掃一次処理の役目は重要で下記の目的のもと推奨しています。
以前はこの初期消臭や清掃を行うという概念はなかったのですが、いくつかの孤独死現場の調査時に今すぐに臭いを軽減する方法はないものかと感じたことがきっかけでした、それ以降どのような体制を作れば東京都内や会社周辺地域に最短で到着し初期消臭作業を開始できるかを模索し2017年にやっとサービス提供できるようになったのです。
動画:ある日の特殊清掃一次処理の記録
今すぐに特殊清掃一次処理を推奨する理由
この特殊清掃一次処理(初期消臭)は私たちの独自サービスで最近では他社も行うようになってきましたがこれから原状回復をしていく中では重要な作業です、この処理を行う目的は大きくは以下の3点です。
近隣に漏れてる孤独死による臭いをストップ
孤独死などがあった場合当然異臭が周囲に立ち込めており特に集合住宅の場合は近隣の部屋に大きな影響を与えています。お互い様という言葉がありますが孤独死をはじめとした腐敗臭は到底耐えられる性質のものではなく一刻も早くなんとかしてもらいたいというのが本音です。
特殊清掃一次処理の目的はこの周囲への影響を最小限に留めるという目的もあり、いち早く初期の消臭を行うことにより安心感と信頼を得ることもできその後に控える家財撤去や原状回復工事もスムーズに進みます。
ご遺族がストレスなく入室できる環境づくり
もう一点は入室環境の整備です、孤独死した故人様のご遺族のほとんどの人が出来れば入室したいと考えていますが、警察から入室を控えるように言われている場合もありますし、何よりにおいとご遺体痕を見たくないという心情的なものが絡み合っています。
その心情は充分理解できますので、それならばご遺族や関係者のために入室環境を整えましょうというのがこの特殊清掃一次処理を推奨している理由です。においのレベルを下げ、ご遺体痕を見えないように清掃することで遺品整理などをストレスなく行えるようにすることはとても意義深いことと感じます。
特殊清掃一次処理の費用は概ね決まっています
特殊清掃一次処理はとにかくスピーディさが命です。断片的な情報を繋ぎ合わせて今すぐ何をすべきかを判断できるのは、あらゆる現場を経験した特殊清掃業者だからこそです。
そして気になる特殊清掃費用もこの一次処理についてはほぼパッケージ化されてますので低価格でなおかつ明瞭な金額提示ができます。東京近辺の特殊清掃一次処理の返金値は76、000円です。また特殊清掃一次処理時にこの先に控えるご遺品整理や家財の撤去、完全防臭処理などのご提案とお見積り提示をいたしますので、時間の大幅節約にもなります。
孤独死などが発覚したらまずは何を置いても特殊清掃一次処理をご用命ください。
まごのての特殊清掃一次処理出動実績
孤独死死後14日一報から1時間で現地到着
孤独死が起き周囲にもにおいが漏れてると一報を受けたのは午前11時、比較的会社から近い千葉県船橋市であったことから、すぐに準備をし現地に向かいました。
もちろんその時間ですので作業員は全員現場でしたが、管理職が対応しました、私たちのスタッフは誰でも特殊清掃一次処理に対応できるよう技術指導を受け実践を行っていますのでこのような大急ぎの対応も可能です。
早朝に連絡を受け朝イチに初期の消臭
朝6:30に前日に孤独死が発覚したアパートがありすでに警察の立ち入り許可も出てるということで、作業者の配置換えを行い朝一番で対応しました。
株式会社まごのてはすべてのスタッフが正規雇用者です、仕事があるときだけアルバイトなどを手配する業者とはこのような場面で大きな差が出ます。
遺体痕を踏みつけにする行為をどう思いますか?
特殊清掃一次処理は近隣とご遺族のため、そしてもうひとつ大事なのは故人の供養のためと考えています、私たちはご遺体痕は故人そのものと認識していますが遺体痕の周りを見知らぬ他人がズカズカ上がり込むのはいかがなものでしょうか?
以前遺体痕があるままで遺品整理業者を何社も呼んでるお客様がいましたがすぐにその場で遺体痕の清掃をすることを進言したこともありました。同じ考えで特殊清掃を行わずに家財撤去作業を行ったりリフォーム見積りを呼んだりすることも倫理的にも作業工程的にも大いに疑問であると考えます。
いわば家を建てるのに基礎工事を行っていないようなものでぬかるみや砂地に建物を建てるようなものと同等です。
孤独死などが発生したらやらなければいけないことは山積みです、しかも経験がないのですから、何から手を付けるべきかわからなくて当然かもしれません。
だとしても、まずは遺体痕をキレイにして花やお線香を手向けてからでも遅くはないと思います。
☆特殊清掃は葬祭業であると認識しています

早くキレイにしてあげて!父を放置してる気分です
あるご遺族から発せられた言葉です、今から10年近く前ですが当時は特殊清掃の相談が入ると現地に赴きご遺族や関係者とお会いしご提案や見積をするというスタイルでした。ある孤独死現場に伺い挨拶もそこそこに玄関を開錠するや半ば叫びのような上記の言葉が投げかけられたのでした。
ご遺体痕は故人そのものである、そう強く感じるようになったきっかけでした。
見ず知らずの他人が頭を踏みつけるがごとく入室するものじゃない、確かにやるべきことが山積みだとしてもまずは故人に敬意を表し次のことに進もうと推奨しているのです。
これが今ある特殊清掃一次処理を提供するようになった経緯のひとつです。
(2)遺品整理や家財の撤去
ご遺品整理はまごのてにお任せいただいても構いませんしご遺族で行われても問題ありません。遺品整理を作業メニューに掲げてる業者もたくさんあるように見えますが本来の遺品整理代行とはかけ離れた認識の業者が多く存在しますので業者選びは慎重に行いましょう。
まごのてが推奨する特殊清掃一次処理を行わないまま家財撤去を行う例が多く見られますがこの方法はオススメできません。
まず孤独死がある相当日数経過した現場は雑菌やウイルスが飛散し危険です、そして遺体痕があるままこのような作業を行ってしまえばそれらを踏みつけてしまうことになり汚染されていない場所にまで汚れを拡散させてしまいます。ですから基本的な順序は遺体痕の除去(特殊清掃一次処理)→遺品整理(家財撤去)です。
☆手順間違いは特殊清掃から原状回復の失敗を意味します

遺品整理業者か不用品回収業者どちらを選ぶか
遺品整理と不用品回収の違いはなんですかと質問をよく受けます。物理的なことだけ見れば部屋を空にするという作業ですから、部屋にある不用品を捨てるだけという考えで不用品回収業者を探す人も一定数いますが正直オススメはできません。
不用品回収業者はあくまでもゴミ屋であって、ご遺品を整理するという概念は持ち合わせていません、不用品回収業者でも昨今は遺品整理や特殊清掃を作業項目に入れていますが、間違いなくトラブルの元になりますのでお止めください。
やはり遺品整理は故人とご遺族をつなぐ最後のイベントのようなものですので、費用は多少かかったとしても誠意ある作業ができる遺品整理業者にお任せするのが賢明と考えます。
(3)部屋が部屋として機能するために完全防臭処理
三番目に行う作業は特殊清掃業者の腕の見せ所と最重要ポイントの完全脱臭です、臭いが残ったり後になってにおい戻りが起こるのは遺体痕の清掃が完全ではないからです、臭い発生源となる腐敗体液は蒸発することなくその場所に留まりますので除去が不完全であればずっと臭いを発し続けるのです。
これを除去する方法は大きく3つで洗浄、封じ込める、取り除くです。
内装解体の必要性、是非は賛否両論あるのですが木部の場合は思い切って除去したほうが無難なことも多いです。東京都内の孤独死現場では畳を突き抜け下板まで腐敗体液が染みていました(死後3週間、女性)床下まで遺漏した体液は1階の天井との間の断熱材で止まっていました、もし発見までもっと日数を要していたら1階の天井から腐敗体液が漏れ出して大騒ぎになるところでした。
一見染みがあるだけに見えるフローリングでも死後日数によっては下地にまで流れ広がっている可能性があります。この目に見えない部分の腐敗液を1滴でも残せば永遠に臭い続けてしまうのです。
床下だけではなくご遺体痕のあった場所によっては壁面の石膏ボードも腐敗体液を吸い上げてることもあります、流れ出た腐敗体液や腐敗脂を追跡し完全に除去する作業は特殊清掃業者の腕の見せ所と言っても過言ではなく、汚れの除去と完全脱臭の成果が確実に現れる作業工程です。
☆腐敗体液が階下や外に流れ出た事例
強力オゾンで建材の奥深く浸透した臭い粒子も完全除去
壁紙やその下地、衣類や建具、浮遊している埃にまで臭い粒子は付着しています。それらの徹底除去を行ってはじめて消臭脱臭作業が完了するのです。
使用薬剤は状況に応じて複合二酸化塩素、次亜塩素酸水などで除菌し、オゾン脱臭機を使用します。
また効果測定は人の感覚プラス臭気センサーで数値化します。
センサーで数値化することにより感覚的なものから視覚化することによりどれだけ臭気が下がったか客観的な判断が可能になります。
まごのての特殊清掃で使用するオゾン発生器は世界最高峰のマシン
オゾンショックトリートメントを行える世界最高峰のオゾン発生器を使用しています、国内で販売している中では最高峰のマシンです(価格も最高峰)
OST(オゾンショックトリートメント)法とは、一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会に認証、採用されている脱臭法でオゾン発生量7500㎎/h以上、ファン風量260m³/h以上という基準があります。
弊社で使用するオゾン発生器はオゾン生成量12,000mg/h風量560m³/hというスペックのものを使用しています。
これはまさしく世界最高峰のスペックです、市販されてるオゾン発生器とは別次元で除菌や消臭を行えるのです。
☆オゾンは消臭に不可欠ですが知識なく使っても効果はない
(4)部屋を元の状態に戻すリフォーム工事

孤独死臭はリフォームだけで絶対消えない
孤独死の起きた部屋は特殊清掃をしなければいけないという概念はそう古くなく、比較的新しい風潮です。特殊清掃ブログの老舗である「特殊清掃戦う男たち」のリリースが2006年ですので特殊清掃という認識自体まだ世の中に出て20年も経過していません。
テレビやYouTubeや書籍などのおかげで特殊清掃の概念自体は広まりつつありますが、古い体質の物件オーナーや不動産会社担当者は特殊清掃をせずいきなりリフォームすれば良いと考えてる人もまだまだ多いです。
孤独死臭は既存の壁紙を剥がして上から新たな物を貼ったとしても絶対に消えませんし、床に新たな材料を貼ったとしても染みた汚れや臭いが消えることは永遠にありません。大昔ならいざ知らず昨今は賃貸住宅を借りる人の目もシビアになっていますので、孤独死などの事故があった部屋は万全の態勢で原状回復に挑むようにしていただきたいと思います。
完全脱臭|孤独死部屋消臭に限界点はありません
特殊清掃のプロの意見としては正しい手順で原状回復に取り組めば孤独死などが原因のにおいは確実に消えます。
正しい4つの流れで特殊清掃から原状回復まで行うことでまた住めるようにまた貸せる部屋に回復させることができるのですが、このような正しい手順を踏まずにリフォームや家財撤去を先にやる、費用を抑えたいために技術や知識のない特殊清掃業者を選んでしまい失敗する事例が後を絶ちません。
部屋で孤独死などが起きた場合原状回復までの時間と費用はそれなりにかかってしまいます、まごのてはけっして安くできますとは言えませんが必ずにおいは消しますし完全な原状回復を行います。私たちは完全消臭に自信があります、自信ががあるからこそ万が一においが消えなければ返金の保証ができるのです。

孤独死が起きた部屋の消臭相談ならまごのて
孤独死や人のしがあった部屋の原状回復は臭いで始まり臭いで終わるのですが、特殊清掃や原状回復完了後に起こるトラブルは臭い問題です。
臭いは目に見えない敵ですから知識や技術がないと太刀打ちできません、臭いが消えなくて困ってる、ネットで見つけた特殊清掃業者に依頼したがこれ以上臭いは消えない、もし消すなら建物ごと解体などと言われる例が後を絶ちません。
他社の特殊清掃後のセカンドオピニオンとして利用いただいても構いませんし、孤独死関係ではない部屋の臭い相談も可能ですので臭いでお困りのお客様はお気軽にまごのてまでご相談ください。
順次サービスエリア拡大中|特殊清掃対応地域
順次エリアを拡大し迅速な特殊清掃が行えるよう体制強化をしております。
また特殊清掃一次処理に関しては東京都内とその周辺は即日もしくは最短での対応を行ってており、まごのてでは特殊清掃一次処理に限り管理職や内勤者までもが対応できるよう訓練されておりスピーディな対応力を実現しています。
